三平FXです。
最近は日経225でもうまくいってます。今回は、日経225を含む投資で、猿とプロどっちが勝つのかという興味深いお話をしていきます!
サルと投資のプロ、投資の運用成績が良いのはどっち?
おサルさんと投資のプロが、投資でどちらが上手か勝負をしたことがあるそうです。当然ながら、おサルさんは投資が分からないので、ダーツを持たせて銘柄を選ばせます。
そして、投資のプロは様々な方法で有力な銘柄を本気で選別しました。池上彰氏の著書「お金の学校」によりますと、この勝負では、その優劣に明確な差がなかったことが記してあります。「おサルさんと投資のプロで明確な差がないなんて!そんな馬鹿な!」と思われるかもしれませんが、これは、意外なことでもなんでもありません。
じつは、短期的な株式投資では、誰にもどの株式が上がるか(下がるか)なんて分からないのです。大切なことですので、もう一度言います。どんな専門家であったとしても、短期での株式の値動きは分からないのです。
そんなむつかしい株式投資ですが、株式投資には夢があります。現実として数年程度で株価が数倍になることもあり得るのです。例えば、今日、ある銘柄を百万円買っておいたら、3年後にそれが3百万円の価値に上昇している可能性も十分にあるのです。いえ、ひょっとしたら数十倍になっているかもしれません。
このように夢もあるのが株式なのですね。また、金融商品の中では、コストが安い点も良いところです。オンライン証券会社で買うと、100円程度のコストで売買することも可能です。とはいえ、良いことばかりでもありません。最悪の場合には企業が倒産するなどして株式が無価値になる可能性もあります。
株式投資はハイリスク・ハイリターンな存在なのです。分散投資の面ではどうでしょうか?分散投資とは、リスクを低減するために行う投資戦略の一つですが、この点では、株式は個人投資家にとって、やや不利です。
それは単価が数十万円する銘柄もあるため、分散効果を発揮するためには、ある程度まとまった資金が必要だからです。また、資金が潤沢にある場合に分散投資を徹底していくと、値動きはどうしても市場平均に似通ってきます。例えば、1部上場企業およそ2000社の値動き(トピックス)と、225社の値動き(日経平均株価)はほとんど同じになってきます。つまり、おサルさんが選んでもプロが選んでも、たくさん選べばその差はほとんどなくなっていくのですね。
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