今回は投資の話は少しおいておいて、税金の話をしていきたいと思います。
『私たちはどのくらい税金を払っているの?』『年末調整ってなに?』といった基本的なお話です。
会社勤めのサラリーマンの税金はいくら?簡単に計算してみた。
少し税金のことをお話ししていきたいと思います。難しいことは省いて、実用的で私たちにとって、身近なものばかりを伝えていきます。日本では国民の三大義務として「納税の義務」というものがあります。中学生くらいで習ったのではないでしょうか。
さて、ではその時にどのくらい税金のことを学びましたか?教科書でいうところの数ページ分ではないでしょうか。細かいところまでは知る必要はありませんが、納税をする国民として基礎くらいは知って頂けたらと思います。なんとなく税金を納めているよりも、しっかりと意味をもって税金を納めた方が心理的にも違うものがあると思いますので。ここでは主に会社に勤める方の税金についてお話していこうと思います。
ではまずあなたに質問です。あなたは1年間で、いくらの税金を国に納めていますか?「え、わからない・・・」そんな風に税金のことなんて気にしたことがないという方がほとんどだと思います。
そもそも納税しているといった意識も少ないのではないでしょうか。日本では会社員の方であれば毎年12月に必ず行うことがあります。それは「年末調整」書類を記入して印鑑を押して。なんだかよくわからないけど税金が返ってきて、12月の給与の手取額が少し多くなる現象。学生の方でもアルバイトをしていれば、収入を130万円までに抑えないといけないといったことを聞いたことがあるかもしれません。
年末調整とは?税金をいくら払っているか知りたければ、自分で確定申告してみるべし!
それらはすべてこの年末調整が関係をしています。日本は申告納税制度を採用しているので、国民がそれぞれ自分で税金の計算をして「確定申告」と言われるもので税金を納付しなければなりません。ただそれは大変だろうということで、会社が個人の代わりに簡単な確定申告をする「年末調整」と言われるものが生まれました。税金も給料から天引きされるので、あまり納税しているといった感覚は持ちにくいですよね。
会社に任せていたらいつの間にか納税が終わっているといった状態だと思います。ちなみにアメリカでは国民がそれぞれ確定申告をしているそうです。大変ではありますが、納税意識は高まるかもしれませんね。また、会社員であっても希望すれば確定申告を行うことも出来ます。
自分がいくら稼いでいて、どんな控除があって、どれだけの税金を納付しているのか。それを把握するためには会社員であったとしても確定申告をしてみるのも一つの方法かもしれません。なお、会社員が納める税金としては主に所得税、住民税、消費税があります。消費税は買った分に対するものなので計算しかねますが、所得税や住民税は簡単に確認できます。
あなたが納税をしている所得税の確認をするためには毎年年末に会社から渡される「源泉徴収票」にて確認ができます。源泉徴収票の所得税の欄にあなたが納付した所得税の金額が書いてあります。住民税は毎月の給与から控除されている金額の合計額になります。自分がいったい、いくらの税金を納付しているのか。ぜひ少し意識をして、給与明細や源泉徴収票を見てみてくださいね。
参考までに独身の方の場合の年収による税金をお伝えしておきます。この金額、多いと思いましたか?それとも少ないと思いましたか?
年収300万円:所得税5万円ほど・住民税12万円ほど。
年収400万円:所得税9万円ほど・住民税17万円ほど。
年収500万円:所得税14万円ほど・住民税24万円ほど。
まとめ
今回は税金のお話でした。税金って、詳しいことは誰も教えてくれないから、悩んでしまいますよね…(´;ω;`)年末調整ってなに?って方もいたのではないでしょうか?少しでもお役に立てれば幸いです。
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