三平@FX為替です。
資産運用の基本は「安い時に買って、高い時に売る」です。そのため上手な買い方を極論すると、「比較的安い時にコツコツと買い進める」というスタイルが上手な買い方です。しかし、多くの個人投資家にとって、安い時に買うのは、難しいことです。その理由は、資金を投下するタイミングが誰にも読めないからです。
何度も書きますが、株価などの金融商品の値動きはランダム・ウォーカー(でたらめ)だと考えられます。仮にバブル絶頂期に購入すれば、当然下がりますし、バブル崩壊後の底を打った時に買えば当然上がります。誰しも景気が底の時に買いたいのですが、いつが底なのか分からないのです。過去のグラフデータを見れば「ここが底だ」と、誰でも分かりますが、現在進行中では誰にも、今どうなのかがわかりません。
確かに「当たっている」人もいますが、それはあくまでもたまたま当たっただけです。どのような優良なファンドを選ぼうとも、買った時期により良くも悪くもなります。となると、『比較的』上手な買い方をするしかありません。『伝統的なドカン買い』でなく、『積み立て投資・ドルコスト平均法』がベターになってきます。ちなみに、投資を始めたばかり、あるいはまさにこれから始める方は、まだ知識が追いついていなくてもそんなに心配はいりません。実際に投資を始めるとわかりますが、始めた途端ものすごいスピードで投資の知識や経験が貯まっていきます。今まで、経験がゼロだったので無理もないですが、どんどんと自分が成長していくことが分かると思います。何気なく聞き流していたテレビのニュースも、意味のあるものに変わっていくでしょう。現在大きな資金がある方は焦らずに、自分が成長するのに合わせて、徐々に資金を投下していくのがベターではないでしょうか。
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